gontabのブログ

文字にすることが大の苦手な人。

全く知らない人が学ぶSDGs①

私はSDGsについて何も知らなかったですし、正直なところ昔からあるエコや勿体ないといった考え方と同じだと考えていました。

最近はどこに行ってもSDGsのマークや取り組みについて目にすることも多くなり、一種の流行みたいになっていると思います。

この世間の流れに置いてけぼりになりながらも、少し機会があり勉強するきっかけがあったので、内容をまとめてみたいと思います。

何も知らなかった為、読みやすくまとめられる自身はありませんが、間違い等あればご指摘いただければ幸いです。

 

SDGsとは、Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)の略称ですが、聞いてもイマイチ、ピンときませんでした。

サステナビリティ(持続可能)とは将来の世代のニーズを満たす能力を損なうことなく今日の世代のニーズを満たすような開発のことです。

つまり再生できない限りある資源を使って開発をしない。将来の借金をしないことです。

ではなぜ、この考え方がでてきたのか、SDGsの歴史について簡単に話します。

SDGsは二つの軸を統合させたものになります。

1つ目は1945年の国連憲章から始まります。

これは人間の生存戦略である、言語を使って情報を次世代に伝える「教育」、それによって文明を発展させた一方で他と対立することによって「勝つ」為の戦略として武器を作り戦争を繰り返しました。

ここで、このまま殺し合いを続ければ滅びるということに気がつき形成された生存戦略が「共存」です。

これを文章にしたのが国連憲章です。

目標は、

戦争を繰り返さない「平和」

飢餓から人々を守る「開発」

生まれながらにしてもつ可能性を摘まない「人権」を達成することです。

これは最終的に2000年の国連ミレニアムサミットにて2015年までに達成すべき8つの目標を掲げたMDGsに繋がります。

2つ目は、

世界的な経済成長による公害など、環境破壊の拡大によって直接人に被害が目に見えて起こり、このまま続けると地球が持たなくなるという危機感から、1984年に生まれた「環境と開発に関する世界委員会」で問題意識として捉えた考え方です。ちなみにここで初めて、サステナビリティという言葉がでてきます。その後1992年地球サミットで気候変動の抑制や生物多様性保全について取るべき行動をまとめました。

 

この2つの考え方「平和・開発・人権」「環境・持続可能性」を統合させたのが、SDGsになります。

これが17の目標、169のターゲットになっています。

 

簡単ですが、このような歴史になっています。

参考にさせていただいた本は「SDGs思考 2030年のその先へ 17の目標を超えて目指す世界」著者:田瀬和夫、SDGパートナーズです。

何冊かSDGsの本を読みましたが、わかりやすくとてもオススメです。

 

今日はここまでにしたいと思います。

ありがとうございました。

 

 

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