THE ORAL CIGARETTES 他がままに生かされてを読んだ
こんにちは!
今日は読んだ本の感想を少し。。。
普段あまりファンブック?的なものは買わないのですが、
このコロナ禍で、特に人との繋がりありきアーティストは、日々どんな風に過ごし感じているのだろうと気になり、
曲以外にアーティストについて触れられることって第三者が書いた物ばかりなので、
フィルターのあまりかかっていない本人の著書を読んでみたいと思い購入しました。
読んだ感想としては、最後まで山中拓也たっぷりでした!笑(T⚪︎PP⚪︎風。。。)
幼少期からオーラルを結成する前の話や、数々のライブをする中で出会った人や経験した出来事などが書いてあるのですが、
その中でも特に、
自分について悩み、自己嫌悪などの苦しみを経て自分を形成していく。
他人が認めた個性が重視される中で何も持ってない、自分という現実に嫌になるということが印象に残りました。
以前読んだ本で、すごく共感した部分があるのですが、人はどういうときに最も苦しいのかについて書いてありました。
そこには自己評価が極端に低くなっている、
自分自身で自分の存在価値を疑う状況に追い込まれた時だとあり、
自分が意識する中でも大事ですが、
他人に指導することや、間違いを指摘する場面でもっとも重要なことだと思います。
他人の成長に関わる中で、自ら進んで行動してもらう為に、
人格否定に繋がることや、根本的な部分の否定は良くないと日々感じています。
どうしてもエネルギーを損なうと、
やりたい事、やらねばならない事をわかってていても億劫になってしまいます。
そうなるのであれば、
指摘しても成長に繋がらず、結果的に指摘した側された側両方がマイナスになります。
事実だけの評価をして、
そこに感情を絶対に入れない方法もありますが、共通してモチベーションや、
自分で次どうするか考えられるようにしなければいけません。
自分は人に教えられる立場ではありませんが、最近は指摘をいただいたときに、そう捉えるように意識しています。
(やっぱり難しく、何で自分はこんな行動とったんだ!考えてしまったんだ!と責めてしまいますが。。。)
自己嫌悪に繋がるマイナスな部分であるコンプレックスを認めること、
強みにしていく事についても書いてありますが、
自分のコンプレックスも他人から見て憧れになっているという場合があり、
特に私が初めてオーラルを聴いたときに感じた部分がコンプレックスだったということに驚き、より共感しました。
そういった意味で「他がままに生かされて」だと読んでみて感じました。
自分の思い通りに我がままに生きるのは難しく、
他人の意見や評価で生きる中で、
自分の核や軸を持ち続けられるように、していきたいですね。
普段オーラルの曲を聴く人だけではなく、日々不安や弱さと闘う人にもおすすめです!